醤油事業休止のご挨拶

拝啓 初夏の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、弊社は明治43年の創業以来 皆様のご厚情により、今日まで営業を続けて参りましたが、諸般の事情により来る9月末日をもって醤油製造、販売事業を休止することとなりました。少しでも長く、児玉醸造の醤油を皆様にお届けできるように頑張って参りましたが、残念ながらこのような結果となりご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げる次第でございます。

 これまでに皆様から賜りましたご愛顧に心から感謝申し上げますとともに、皆様の今後のますますのご健勝をお祈り申し上げます。

 まずは略儀ながら書中をもちましてご挨拶申し上げます。 

                                 敬具

令和2年7月
児玉醸造(有)

代表取締役 児玉拓隆

 

 

 

改定 2019/10/1より

対象商品 児玉醸造 全製品 (例) だし醤油1L ¥842 → ¥951

 

平成30年6月1日より、運賃を改定いたしました。

新運賃表はこちらからご確認いただけます。

パネル1

社長挨拶

変わらぬ家庭の味を次の世代へ伝えるということ

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変わらぬ家庭の味を次の世代へ伝えるということ(風習)は、
世界中どの国でも地域でも大切にされてきました。
私たちの暮らすこの日本でも、ひと昔前までは当たり前に行われてきた事の様に思います。

大人になっても忘れない「我が家の味」の味付けの核として、又は素材を引き立てる為の隠し味として、毎日のように料理に使われる醤油の役割は大きく、家族が共有する”食事”という時間と共に、知らぬ間に、私たちの心と身体に深く染み込み、積み重なって、それが思い出の味となっていくのでしょう。

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その香りが時が経ってもいつでも私たちにとって
「安心感」や「懐かしさ」という目に見えない大切なものに変わっていくのだと思います。

現在の進む核家族化、増えていく夫婦の共働き、料理の簡便化等様々な要因で大切な「我が家の味」は急速に薄れ、失われて行く危機にあると感じます。私達はその良き大切な文化を肌で感じ、育ってきた最後の世代と言っても過言ではないでしょう。子供たちに何を残していくべきか。
料理には五感全てで感じる言葉を越えた何かがある様な気がします。児玉醸造は「児玉の醤油じゃなきゃ味付けできない。」

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そう言って下さる方がいる限り、醤油を造り続けなさい。という先代、正吉の言葉を大切に守り続け、明治より変わらぬ味と思いで今は私が四代目として仲間と共に醤油を造る鹿児島の大隅半島にある小さな醤油蔵です。
この変わらぬ味が地域、家族をつなぎ、その先に拡がっていく次の世代へ繋がっていきますよう。

そんな思いを込めて、今日も仲の良い仲間と共に、和気あいあいと醤油造りに励んで参ります。

児玉醸造 

四代目 児玉拓隆